令和7年度 まちのデータ研究室

チラシPDFは こちら
日常の中に課題を見つけ、データを用いて解決してみよう
健康・医療・介護、教育、こども、防災、モビリティ、農業・水産業・食関連産業、港湾、インフラなどの各行政分野を対象に、生活や仕事などの日常の中に課題を発見する手法や、データを用いて課題を解決する手法を学びます。
本プログラムの学習目標
(1) 正しいデータを効率的に収集するシステム(アプリ、ソフトウェア)を開発することができる
(2) システムで収集したデータを分析することで正確に状況を把握、課題解決のためのヒントを得ることができる
(3) システムで収集したデータを利活用(二次利用)することで課題を解決することができる
プログラム内容
▶システム開発/データ分析ハンズオン:ローコード・ノーコードツールを用いて、具体例に沿って、上記のプロセスを体験します。
▶業務改善アイデアソン:デザイン思考に基づいて課題を発見し、アイデアを創出します。これにより、身近な課題を解決するシステムやデータ利用の方策を明らかにします。
▶プロトタイプ開発:タームでシステムの施策に取り組み、フィールドワークを通じて効果を検証します。
▶成果発表会:実際に動くシステムのデモを行い、システムの社会実装について話し合います。
※ローコード・ノーコードツールとは?:コンピュータ・プログラミングの代わりに、グラフィカル・ユーザー・インターフェースと設定を通じてアプリケーション・ソフトウェアを作成できる技術のこと
<スケジュール・カリキュラム>
6月14日(土)〈第1回〉 システム開発/データ分析ハンズオン【初級編】
「イベント参加受付システムを開発しよう」「イベント参加受付状況を可視化しよう」
①10:30~11:00講演 ②11:00~12:30・13:30~15:00演習 ③15:00~15:20事例紹介
7月5日(土)〈第2回〉 業務改善アイデアソン・チームビルディング
アイデアワークを通じて、日常の中に課題を見つけ、アイデア創出をおこないます。高校生、大学生、企業(ビジネス系・IT系)、自治体、NPOなど多様な参加者でチームを組み、チームで取り組む対象分野と課題を設定します。
①10:30~12:30課題発見・アイデア創出 ②13:30~15:00アイデア評価・チーム形成 ③15:00~16:00チーム活動計画
7月6日(日)~7月18日(金)プレスリリース作成・プロトタイプ開発
チームでプロトタイプを開発します。フォーマットに基づき、システムのコンセプトを説明するプレスリリースを作成した後、コンセプトに基づくプロトタイプを開発します。
7月19日(土)〈第3回〉 システム開発/データ分析ハンズオン【中級編】
「落とし物管理システムを開発しよう」「落とし物届出状況を可視化しよう」
①10:30~11:00講演 ②11:00~12:30・13:30~15:00演習 ③15:00~15:20事例紹介
7月20日(日)~9月5日(金)・プレスリリース更新・プロトタイプ開発・デモ動画作成・ポスター作成
チームに分かれて、プレスリリースのアップデートとプロトタイプの開発を繰り返します。チームで開発したシステムを対象分野の関係者に試用してもらい、ねらいとする効果が出ているかを検証し、さらなるブラッシュアップに取り組みます。遠隔コミュニケーションツールを利用してチームで意見交換しながら進めます。システムの改善におけるトラブル解決や質問には、講師/アシスタントが対応します。
9月6日(土)〈第4回〉 成果発表会
プレスリリース、システムデモ動画のショートプレゼンの後、ポスター発表をおこないます。参加者にプロトタイプを体験してもらうとともに検証結果を共有します。システムの社会実装に向けた改善点について議論します。
13:30~16:00
<講師/アシスタント>
【ハンズオン講師】香川大学 スタッフ・教職員
![]() |
![]() |
DXラボスタッフ 簑原海斗 (大学院創発科学研究科/情報システム・セキュリティユニット) |
DXラボスタッフ 谷崎勇太 (大学院創発科学研究科/情報社会ユニット) |
![]() |
![]() |
DXラボスタッフ 吉岡里穂 (大学院創発科学研究科/情報システム・セキュリティユニット) |
DX推進研究センター教授 米谷雄介 (専門:ナレッジマネジメントシステム) |
【リサーチ・アシスタント】
創造工学部 情報システム・セキュリティコース 学部生
<対象>
高校生以上 ※18才以下は保護者の同意が必要です。
<定員>
30名 ※先着順受付
<受講料>
無料
<対象ユーザ>

<参加条件>
・デジタル技術を用いて業務を効率化したい方、または地域の魅力を向上させることに興味、関心のある方
・原則全日程参加できる方
・普段からパソコン、スマートフォンを学習や業務等で利用している方(アプリ・ソフトウェア開発のスキルは不要です)
・Wi-Fi にてインターネットに接続可能なノートPC を持参できる方(※OSはWindowsが必須です。Version は問いません)
・必須条件ではありませんが、地域貢献に関心があり、地域での活躍の場を探されているITに詳しい方のご参加を歓迎
・成果物の取り扱いについてはオープンソースとし、無償で誰もが自由に改良・再配布をできるようにします。
<申込方法>
このページ下部の「受講申込」ボタンからお申し込みください。
<申込締切>
6月6日(金)
主催:情報通信交流館(e-とぴあ・かがわ)、国立大学法人香川大学
共催:かがわ情報化推進協議会
協力:日本マイクロソフト株式会社、日本電気株式会社
後援:大学・地域共創プラットフォーム香川、香川県教育委員会、高松市、スマートシティたかまつ推進協議会、四国情報通信懇談会
協賛:情報処理学会四国支部、教育システム情報学会四国支部